BATNAとZOPAを馬鹿にしたい
BATNAとZOPAとは?
私は勉強するまで一度であったことがなかったワードのBATNAとZOPA…。意識高い系の方々は、交渉や説得する際に大事となる言葉の頭文字をとって記憶しているみたいです。
- BATNA:Best Alternative To Negotiated Agreement(交渉で合意することの代わりの最善案)の略
- ZOPA:Zone Of Possible Agreement(合意できる範囲)の略
交渉や説得がうまい人は、これらの構造を理解している人らしいですよ。
斜に山の意見
よしんば、「君はバトナとゾーパを意識してないから交渉が下手なんだよ」と先輩に指摘されたら、私がその先輩のことを尊敬し、忠告を素直に受け入れることは一生ないだろう。なぜならば、意味が不明だし、なによりこれらの略語がダサいからである。
私は重度の厨二病なので、横文字はかっこよくあるべきだと思っている。「囁くのよ、私のゴーストが。」は超かっこいいが、「囁くのよ、私の意思が。」では締まらない。(攻殻機動隊から引用しました。小学校の道徳で必修にしてほしい神作品です。見てない人はぜひ!)
つまり、かっこいい横文字が響くのであって、横文字にすれば何でも響くわけではないと私は思う。きゃつらはそこを勘違いしてる気がする。
外国の方がBATNAとかZOPAというのは、なんら違和感はない。変だと感じるのは、極東の人種が、母国語でもない言葉をかっこよくもないのに使っているからである。
BATNAっていわずに「妥協点」でいいじゃん…ZOPAって言わずに「妥協範囲」でいいじゃん…。日本語も捨てたもんじゃないはずだと私は思う。